東京モーターショー2007
(平成19年10月26日〜11月11日)その7

次はホールでの展示と参りましょう。まずは大型車から。
・三菱ふそうエアロクイーン


15年ぶりのフルモデルチェンジとなった三菱ふそうの観光・高速バス。
三代目の型式はMS96JPとなり、ハイデッカー車は「エアロエース」と改名しました。
先代のMS8系と比べると、側面はシャープになったのにフロントはどことなくぬぼーっとした感じですが、 観光バス・高速バス用モデルは日産ディーゼルがAT車だけになり、ジェイバス連合の日野といすゞは直結エアコン車だけに なったため、MT車かつサブエンジンエアコンという旧来の仕様を求める向きには、ある意味で待ち焦がれた存在かもしれません。
初秋には一部の事業者で貸切バスとして動き始めていますが、高速バスとして走り始めるとしたら早くても新年を迎えるかな・・・?
展示車両は側面に車椅子用のリフトを搭載しています。

・三菱ふそうスーパーグレートFS

上のエアロクイーン同様尿素SCRを搭載していますが、こちらはフロントマスクを改めてヘッドライトの位置が下がりました。
実は初夏のエコカーワールドにトレーラーヘッドバージョンが出ていたので、インパクトは薄いですが・・・

・日野ポンチョ旅カフェ

リエッセをベースにコミュニティバス向けに開発されたモデルをベースに、ボックスシートを並べて観光地向けに仕立てたようです。
個人的にはノンステップ構造と高い天井を生かして移動販売車やキャンピングカーとしてのカスタマイズを考えてほしかったのに・・・

・日野セレガプレミアム

豪華ツアー向けのコンセプトモデル。
はとバスの「ピアニシモ」「フォルテシモ」に範を取り、夜行高速バスよりも少ない座席定員で行列ができていましたが、 時間切れで客室まで見られず・・・(泣)

・ヒュンダイユニバース

最近韓国大宇製の観光バスが輸入され、高速バスまがいの都市間ツアーバスを中心に活躍していますが、 輸入されれば韓国勢の新たな目玉となりそうなモデル。
乗用車の広告で「グリーン車よりXG」というのがありましたが、 これを日本市場で展開するなら「グリーン車並み」のコンセプトモデルをぶつけてみません?


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