番外編:リバイバル8000系号
初日(6月30日)その1

昭和44年に東急初の20m級4扉車として登場し、東横線の主として長らく君臨し続けてきた8000系。
日本初の界磁チョッパー制御にT字型ワンハンドルマスコンと当時としては最先端の技術を結集した
この車両も1号車の製造から38年が経過しており、性能面で新型の5000系に見劣りするようになりました。
そこで平成16年から将来の東横線渋谷駅地下化・副都心線直通を踏まえて5050系への置き換えを開始、
平成18年9月の元住吉駅高架化によるダイヤ改定ではラッシュ時の予備となることが多くなりました。

そんな中、平成17年夏に突如8039Fだけが昭和63年から装着されていた赤帯をはずし、
久々に銀一色の状態で営業運行に就いて話題を呼びました。
しかし平成18年9月からは出番が減り、今回のリバイバル列車が最後の活躍となりました。

今回の出庫は旧木月陸橋の下り出庫線から日吉へ送ってきました。




2番線を通し、一旦日比谷線直通の折り返しに使う5番線に突っ込みます。




よく見るとパンタグラフのある車両(デハ8100)だけ屋根の肩のラインが異なります。
なるべく車歴の新しい車両を中心に組んだ影響でしょうが、編成美という観点ではちょっと・・・


日比谷線03系との顔合わせもあと僅かです。


続いて元住吉へ先行・・・

今度は特急を待避して渋谷へ向かいます。



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