東京モーターショー2007
(平成19年10月26日〜11月11日)その1

今回は2000年代前半に試行された乗用車・二輪車と商用車の分離交互開催をやめて、
再び2年ごとに一本化されました。
また通算40回目を迎えるにあたり、その一環として試乗会の拡充が行われ、
四輪駆動車でのオフロード走行やセーフティドライビング講座も行われましたが、
個人的にはそれ以上に商用車とクリーンエネルギー車に期待していました。
10月10日に行われた都バスのブルーリボンシティハイブリッド&BHD実証実験運行開始式典では
1台をモーターショーに試乗車として持ち込む旨予告があったためです。

今回商用車の試乗車は11月4日を境に前半と後半でフリートが異なるという異例の体制が取られ、 前半の体制はこのようになりました。
これまでは1時間あたり2〜3本だったのが4〜5本に増えましたが、先着順とはいえトラックは競争倍率が遥かに高く、 整理券の配布が始まるとほぼ同時に掲示板に赤の斜線が引かれていました。

トヨタ&日野FCHV−BUS

日野ブルーリボンシティハイブリッド

日野ポンチョ

日産ディーゼルクオン&
小平産業フラッツモール

いすゞフォワード
試乗コースは下図の赤線になります。

愛・地球博では実現しなかった、FCHV−BUSとブルーリボンシティハイブリッドが連なって走るシーンが 拝めるというのに、この時期は雨続き。
それでも降水確率の低い時期を選んだというのに曇り空・・・

FCHV−BUSは前回は2号車が来ていましたが、今回は早春の大阪に来ていた8号車が登場。
昨年ラッピングフィルムを一新してからは初のモーターショーになります。


都バスのBRCハイブリッドは2台あるBHD試験車のうちトップナンバーのR111号車が登場。
黒子役としてR112の出番はあるのでしょうか。
しかしさしものハイブリッド車もFCHV−BUSの前には影が薄い?




その結果、FCHV−BUSは出発したのにBRCハイブリッドは運休という事態も。
ところでこう見てみると同じフロントマスク故に兄弟というか姉妹というか・・・
今は亡きFCHV−BUSの都バスバージョン(S−L111)を並べてみたくなります。




都バスのBRCハイブリッドは昨年施行された灯火規制に適合させるべく、 リアウィンドウ下の方向指示器と尾灯を廃止したため、奥のFCHV−BUSに比べると後ろ姿の貧相なこと・・・
(従来タイプの後部デザインは2005年製造分の一部に存在)



FCHV−BUS
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